バーベナ・ボナリエンシスの花言葉は幸運!怖い意味や育て方も解説

風に揺れる涼やかな紫色の花、バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)のトップ画像

風に揺れる姿がとっても涼しげなバーベナ・ボナリエンシス。

園芸店では「三尺バーベナ」という名前で親しまれていますが、この花についてインターネットで検索すると「花言葉」と一緒に「怖い」なんていう言葉が出てきて、ちょっとドキッとしたことはありませんか?

 

実は私も最初は「何か不吉な伝説でもあるのかな?」と不安になりました。

でも、安心してくださいね。

深く調べてみると、この花には三尺バーベナならではの非常にポジティブで素敵な意味や、バーベナ・リギダなど関連する種類の心温まる花言葉がたくさんあることが分かりました。

 

この記事では、思わず誰かに話したくなるような花言葉の由来や歴史的背景、そして多くの人が混同してしまっている「要注意な雑草」アレチハナガサとの見分け方についても、プロの視点で詳しくお話しします。

この記事のポイント

  • 三尺バーベナが持つ「幸運」や「魅惑」といったポジティブな花言葉の深い意味
  • 検索候補に出てくる「怖い」という言葉の誤解と、その意外な真相
  • 似ているけれど実は違う!アレチハナガサとの決定的な違いと見分け方
  • 初心者でも驚くほど簡単な育て方や、風水を取り入れた運気アップの活用術

バーベナ・ボナリエンシスの花言葉と魅力を解説

まずは、バーベナ・ボナリエンシスが持っている素敵なメッセージについて深掘りしていきましょう。

背が高くてヒョロっとしているのに、なぜか台風が来ても倒れない。そんな不思議な魅力を持つこの花には、私たちの背中を押してくれるような力強い言葉が秘められているんです。

三尺バーベナの花言葉は幸運と魅惑

バーベナ・ボナリエンシスの花言葉「幸運に」「魅惑する」の由来と花のクローズアップ写真

バーベナ・ボナリエンシスの最も代表的な花言葉は、なんと「幸運に(To good fortune)」なんです。

これ、聞くだけですごく縁起が良い気分になりませんか?

 

この花言葉の由来は、その独特な立ち姿にあると考えられています。

三尺(約90cm〜100cm以上)にもなる細い茎が風に吹かれてユラユラ揺れる姿を見ていると、一見「ポキっと折れちゃいそう!」って心配になるかもしれません。

でも、この植物は強風を真正面から受け止めるのではなく、柳のようにしなやかに受け流すのが本当に上手なんです。

 

どんな逆境でも折れることなく、風が止むとまた涼しい顔をして美しい紫色の花を咲かせ続ける。

そんな姿が、困難を回避し「幸運を自らたぐり寄せる力」として解釈されているのでしょう。

 

また、もう一つの花言葉に「魅惑する(Enchantment)」というものがあります。

これも、群生して咲いている様子を見ると納得ですよ。紫色の小さな花が集まって空中に浮いているように見え、まるでそこだけ魔法にかかったような幻想的な景色を作ってくれるんです。

この人を惹きつける不思議な魅力こそが、「魅惑」という言葉の正体ですね。

 

ここがポイント!

三尺バーベナ(ボナリエンシス)の花言葉は「幸運に」と「魅惑する」。風を受け流す強靭なしなやかさと、まるで空中に紫の雲が浮いているかのような人を惹きつける美しさが由来です。

 

怖い意味の誤解と魔力の由来

三尺バーベナが「怖い」と検索される理由と、古代の「聖なる魔力」についての解説図

さて、Googleなどで検索したときに「怖い」という関連ワードが出てきて気になった方も多いはずです。

「呪いの花なの?」「何か悪い意味があるの?」と不安になりますよね。

 

結論からハッキリ言いますと、三尺バーベナの花言葉に「死」や「不幸」といった直接的な怖い意味は全くありません!

むしろ「幸運」を呼ぶハッピーな花ですよ。

 

では、なぜ「怖い」なんて言われるのか。

その理由は主に以下の2つが考えられます。

  1. 繁殖力が強すぎることへの畏怖: こぼれ種でコンクリートの隙間からでも生えてくる生命力があり、「爆発的に増えて制御できなくなる様子が怖い」と感じる人がいるようです。
  2. 「魔力」という花言葉の誤解: バーベナ属全体の花言葉には「魔力(Magic)」や「魔法」というキーワードがありますが、これは決して黒魔術のような悪い意味ではありません。

 

歴史を紐解くと、古代ローマ時代、バーベナは「ヒエロボタネ(聖なる草)」と呼ばれ、祭壇を清めたり、平和条約を結ぶ際の儀式に使われたりする神聖な植物でした。

つまり、ここでの魔力とは、悪いものを遠ざけ、人と人を結びつける「聖なる力(ホワイトマジック)」のことなんです。

 

豆知識:古代の「魔力」とは?

古代ローマやケルト文化(ドルイド教)では、バーベナは「魔除け」や「平和の契約」に欠かせない植物でした。

現代の私たちにとっての「お守り」のような存在だったんですね。

アレチハナガサとの違いと見分け方

バーベナ・ボナリエンシスと雑草のアレチハナガサの花筒(かとう)の長さや茎の違いを比較した図解チャート

ここ、個人的にすごく重要なポイントです。

「庭に幸運の三尺バーベナが生えてきた!」と喜んでいたら、実は特定外来生物法に関連して注意喚起されている雑草「アレチハナガサ」だった…というケースが非常によくあるんです。

 

両者はパッと見はそっくりですが、植物学的な特徴をよく観察すると全然違います。

一番の決定的なポイントは「花の筒(花筒)の長さ」です。

特徴 バーベナ・ボナリエンシス

(三尺バーベナ)

アレチハナガサ

(要注意雑草)

花の筒 短い(ガクの中に収まる程度) 長い(ガクから明らかに飛び出している)
花の密集度 ギュッと詰まって平らな塊になる スカスカしていて穂のように長く伸びる
茎の太さ 細くてしなやか、風に揺れる 太くてゴツゴツし、木のように硬い
扱い 園芸植物(幸運の花)

※ただし逸出には注意

雑草(侵略的な外来種)

河川敷や道端で、人の背丈を超えて巨大化し、群生しているのはだいたいアレチハナガサ(Verbena brasiliensis)です。

一方、三尺バーベナも繁殖力が強く、環境省の「生態系被害防止外来種リスト」には「その他の総合対策外来種」として掲載されており、野外へ広がらないよう管理が求められています。

庭で楽しむ分には問題ありませんが、外へ逃げ出さないように花柄摘みをするなど、愛情を持って管理してあげましょうね。

(出典:環境省『生態系被害防止外来種リスト』

 

誕生花はいつ?5月25日の意味

5月25日の誕生花バーベナ・ボナリエンシスのイメージ画像。「あなたに幸運が訪れますように」

もし、お友達や家族の誕生日プレゼントに、この「幸運」の花言葉を添えて贈りたいなら、関連する日付もチェックしておきましょう。

バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)個別の誕生花は、一般的に5月25日とされることが多いです。

ちょうど春の暖かさが落ち着き、初夏の爽やかな風に紫の花が揺れ始める時期にぴったりですよね。

 

また、バーベナ全般としては6月24日7月18日も誕生花になっています。

夏生まれの方へ、「あなたにこれからたくさんの幸運が訪れますように」というメッセージを込めて、この花の種や苗を贈るのも素敵かなと思います。切り花にしても水揚げが良いので、カジュアルなブーケに一本入れてみるのもおしゃれですよ。

 

ヤナギハナガサと呼ばれる理由

園芸店では「三尺バーベナ」と書かれていることが多いですが、植物図鑑を開くと「ヤナギハナガサ」という名前で載っていることがあります。

実はこれが、この植物の標準和名なんです。

 

この名前の由来、分解してみるとその姿をとても上手に言い表しています。

  • ヤナギ(柳): 葉っぱが細長く、柳の葉に似ていること、そして茎全体が柳のようにしなやかであることから。
  • ハナガサ(花笠): 小さな花が集まってドーム状(散房花序)に咲く様子が、伝統的なお祭りで使われる「花笠」に似ていることから。

すごく日本的で風流な名前ですよね。

ちなみに学名の「bonariensis(ボナリエンシス)」は、原産地である南米アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス(Buenos Aires)の」という意味を持っています。

地球の裏側からやってきて、日本で「花笠」という名前をもらったと思うと、なんだかロマンを感じませんか?

 

種類別に見るバーベナ・ボナリエンシスの花言葉

実は「バーベナ」と一口に言っても、世界には約250種以上が存在し、背の高いものから地面を這うものまで様々です。

ここでは、ボナリエンシスとよく比較され、一緒に植えられることも多い近縁種「バーベナ・リギダ」についても触れつつ、それぞれの特性に合った花言葉や活用法をご紹介します。

バーベナ・リギダの花言葉は家族の幸福

背の高いボナリエンシス(個人の幸運)と背の低いリギダ(家族の幸福)の植栽イメージと花言葉の対比イラスト

ボナリエンシスが空に向かって伸びる「個人の幸運」を象徴するなら、背の低いバーベナ・リギダ(Verbena rigida)は、大地を守る「家族の絆」を象徴する花です。

リギダの花言葉は「家族の幸福」「勤勉家」

 

この由来は、リギダの生育スタイルにあります。

ボナリエンシスとは違い、リギダは地下茎(rhizomes)を横に横にと伸ばして広がり、地面を覆うように密なマット状のコロニーを作ります。

この「みんなで手をつないで地面(家)を守る」ような姿が、家族の団結や繁栄に重なるんですよね。

 

また、真夏の炎天下や乾燥した荒れ地でも弱音を吐かず(枯れず)、次々と花を咲かせ続ける強健な性質から、「働き者」「勤勉家」というイメージが定着しました。

お庭の雑草対策としてグランドカバーにするなら、このリギダが最強のパートナーになりますよ。

幸運を呼ぶ育て方と増やし方

バーベナ・ボナリエンシスの日当たり・水やりのポイントと、秋の切り戻しのコツをまとめた栽培ガイド

「幸運」を呼ぶ三尺バーベナですが、育て方は拍子抜けするほど簡単です。

ガーデニング初心者の方でも失敗が少ない、まさに「ほったらかしガーデニング」の代表選手と言えるでしょう。

  • 場所(日当たり): 何よりも「日当たり」と「風通し」の良い場所を好みます。南米原産なので暑さには滅法強いですが、日陰だとヒョロヒョロになって倒れてしまいます。
  • 水やり: 庭植え(地植え)なら、根付いた後は雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷりと与えてください。
  • 肥料: ここが重要!肥料はほとんど要りません。あげすぎると茎が伸びすぎて倒れやすくなるので、やせ地くらいのほうがガッチリと育ちます。

そして増やし方ですが、驚くことに「こぼれ種」で勝手に増えます。

秋に種が地面に落ちて、春になると庭のあちこちから「こんにちは!」と小さな芽を出してくれます。「えっ、こんな隙間から?」という場所から生えてくるのも、なんだか運命的で可愛いですよ。

庭での切り戻しと冬越しのコツ

いくら丈夫な三尺バーベナでも、ちょっとしたお手入れをしてあげるだけで、見た目の美しさと翌年の花つきが劇的に変わります。特に大切なのが「切り戻し」です。

 

初夏に一度花が満開になった後、あるいは秋に花が完全に終わって茶色くなってきたら、思い切って地際(地面すれすれ、または下から2〜3節残したところ)でバッサリ切っちゃいましょう。

「そんなに切って枯れない?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。

三尺バーベナは宿根草(しゅっこんそう)なので、根っこが生きていれば春にまた新しい芽が元気に伸びてきます。

冬越しの注意点

関東より西の暖かい地域(暖地)なら、そのまま屋外で冬越し可能です。

寒冷地の場合は、株元に腐葉土や藁を敷いて(マルチング)、根っこが凍らないように霜よけをしてあげると安心です。

風水効果で運気を上げる活用術

風水における南西の方角とバーベナの配置による運気アップ効果を示したコンパスのイラスト

せっかく「幸運」や「家族の幸福」という素晴らしい花言葉があるのですから、風水の知恵を取り入れて、お庭から運気をアップさせちゃいましょう。

おすすめの方角は、ズバリ「南西」です。

 

風水において南西は「裏鬼門」にあたると同時に、「土の気」を持ち、「家庭運」や「結婚運」「母性」をつかさどる場所とされています。

ここに、地面を這って家を守るバーベナ・リギダ(家族の幸福)を植えて土の気を安定させ、その背景に背の高いバーベナ・ボナリエンシス(幸運)を植えて風の気を取り込む。

こうすることで、お庭に立体感が出ておしゃれになるだけでなく、家庭円満と個人の運気上昇をダブルで狙える最強の配置になりますよ!

 

まとめ:バーベナ・ボナリエンシスの花言葉を贈る

今回は、バーベナ・ボナリエンシス(三尺バーベナ)の花言葉や魅力、そしてちょっと気になる噂の真相についてお話ししました。

最後に改めて、この花が持つ素敵なメッセージをおさらいしましょう。

  • バーベナ・ボナリエンシス 「幸運に」「魅惑する」 —— 風を受け流すしなやかさと強さ。
  • バーベナ・リギダ 「家族の幸福」「勤勉家」 —— 大地を覆い、繋がりを守る優しさ。

「怖い」というネット上の噂は、単なる誤解や別の植物との混同によるものでしたね。

むしろ、風にしなやかに揺れながら、どんな環境でも強く生き抜くこの花は、私たちに「力まなくていいんだよ」「運は自分の力で開けるよ」と、優しく教えてくれているような気がします。

 

お庭に植えて毎日の癒やしにするのも良し、5月25日の誕生花として大切な人に「幸運」のメッセージを贈るのも良し。

ぜひ、この美しく強い幸運の花を、あなたの生活に取り入れてみてくださいね。

 

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