「花言葉 くだらない」と検索してこの記事にたどり着いたあなた。
きっと、愛だの恋だのといったロマンチックできれいごとな花言葉にはもう飽き飽きしているのではないでしょうか?
あるいは、友人との会話や飲み会のネタとして、場をドッと沸かせるような「パンチの効いた雑学」を探しているのかもしれませんね。
実は、花言葉の世界はあなたが思っている以上にカオスで、そして人間臭いものです。
「なんでそうなった?」と首をかしげたくなる意味不明なものから、物理的な特徴をそのまま言葉にしてしまった身も蓋もないもの、さらには知ってしまうと背筋が凍るような怖いメッセージまで、多種多様な「くだらない(褒め言葉)」言葉たちが存在しています。
私自身も初めて知ったときは、「スイカの花言葉が『かさばる』って、それただの悪口じゃないの!?」とスマホに向かってツッコミを入れてしまったほどです。
でも、そんなシュールな一面を知ることで、植物への愛着が妙に湧いてくるから不思議なんですよね。
この記事では、そんな「笑える」「怖い」「意味不明」な花言葉たちを、その由来とともに徹底的に深掘りしてご紹介します。
単なるリストアップではなく、植物学的な背景や歴史的なエピソードも交えて解説しますので、読み終わる頃には誰かに話したくてウズウズしているはずですよ。
この記事のポイント
- 常識を覆す物理的すぎて笑える「即物的な花言葉」の全貌
- プレゼントに選ぶと人間関係が崩壊しかねない「閲覧注意の怖い花言葉」
- 明日の雑談で絶対にウケる「野菜に秘められた意外なメッセージ」
- 一体誰がこんな変な意味を決めたのかという「花言葉の起源と決定プロセス」
花言葉はくだらない?笑える意味をいくつか紹介

美しい花には、さぞ美しい言葉が添えられている……と思いきや、現実はそう甘くありません。
ここでは、植物の見た目や栽培時の苦労、あるいは物理的な特徴をあまりにも正直に言語化しすぎてしまい、結果として情緒もへったくれもない「身も蓋もない」状態になってしまった愛すべき花言葉たちを紹介します。
意味不明すぎて笑える花言葉5選
世の中には「なぜその単語をチョイスした?」と、開発者のセンスを疑いたくなるようなシュールな花言葉が数多く存在します。
まずは、その中でも特にインパクトが強く、見た瞬間に吹き出してしまうレベルのものを厳選して5つリストアップしました。
それぞれの言葉が持つ破壊力と、そこに対するツッコミを交えて解説していきます。
これらは序の口ですので、まずは準備運動がてら笑ってやってください。
| 植物名 | 花言葉 | 笑えるポイント・ツッコミ |
|---|---|---|
| スイカ | かさばったもの | 「豊作」や「甘い」ではなく、運ぶときの大変さを指摘するだけの悪口に近い表現。 |
| ゴボウ | いじめないで | 根菜とは思えないほどのメンヘラ感。被害妄想が激しすぎて触れるのが怖いレベル。 |
| カキ | 広大な自然の中で私を永遠に眠らせて | 遺言か!と叫びたくなる重さと長さ。日常的な果物に込められた死生観が深すぎる。 |
| マダガスカルジャスミン | 二人で東へ旅に | なぜ「東」指定なのか。駆け落ちの指示なのか、具体的な方角指定がサスペンスフル。 |
| ビバーナム・スノーボール | 年齢を感じる | 花の色が白くなる=白髪=老化、という直球すぎるハラスメント発言。贈答厳禁。 |
いかがでしょうか。
このリストを見るだけでも、花言葉がいかに自由で、そして制御不能な世界であるかがお分かりいただけるかと思います。
特に「年齢を感じる」なんて言葉は、どんなシチュエーションで使えばいいのでしょうか。
久しぶりに会った同級生に贈れば喧嘩になりますし、上司に贈れば査定に関わります。唯一、自分自身への自虐ネタとして部屋に飾るくらいしか使い道が思いつきません。
また、「二人で東へ旅に」というマダガスカルジャスミンの花言葉も秀逸です。
「旅立ち」なら素敵な言葉ですが、「東へ」と方角を指定されることで、急に何かの組織から逃げているような、あるいは風水的な何かに縛られているような、妙な緊迫感が生まれていますよね。
これらの言葉は、私たちが普段抱いている「花言葉=ポエム」という幻想を、いい意味でぶち壊してくれる最高のエンターテインメントだと言えるでしょう。
スイカの花言葉はかさばる?

夏の風物詩であり、縁側でかぶりつくのが最高に美味しいスイカ。その花言葉は、衝撃の「かさばったもの」「どっしりしたもの」です。
普通、果物や野菜の花言葉といえば「実り」「繁栄」「豊潤」といったポジティブな言葉が並ぶものです。
しかし、スイカに与えられたのは「物理的に場所を取って邪魔である」という、極めて実務的かつネガティブな事実の指摘でした。
この花言葉の由来はイギリスだと言われていますが、その背景には当時の人々の切実な「生活実感」が透けて見えます。
スイカは一玉で数キログラムから、大きいものでは10キログラムを超えます。冷蔵庫も自動車も普及していなかった時代、畑で収穫した巨大なスイカを手作業で運搬し、家の中で保管することがどれほどの重労働だったか想像してみてください。
農家の人々や市場の商人が、山積みのスイカを前にして「ああ、重いなあ。場所取るなあ……」とぼやいたその言葉が、巡り巡って花言葉として定着してしまった説が非常に濃厚です。そこに「夏の思い出」や「甘い果汁」といった情緒が入る余地は一切ありませんでした。
現代の日本でも、スーパーで大玉のスイカを買うときは覚悟がいりますよね。自転車のカゴには入らないし、冷蔵庫の棚を一段外さないと収まらない。そんな私たちの「ああ、かさばるなあ」という苦労を、100年以上前の人々も感じていたと思うと、この「くだらない」花言葉にも急に親近感が湧いてきませんか?
豆知識:日本のスイカ事情
ちなみに、日本の農林水産省の統計区分では、スイカは「果実的野菜」として分類されています。野菜でありながら果物のように扱われるこの曖昧な立ち位置も、なんだか「どっしり」とした存在感に合っていますよね。
(出典:JA堺市農業協同組合:スイカは野菜やさいか果物くだものか?)
ゴボウの花言葉はいじめないで

食卓の名脇役、きんぴらごぼうや豚汁に欠かせないゴボウですが、花言葉の世界では非常に情緒不安定で、面倒くさいキャラクター設定になっています。
その言葉はズバリ、「いじめないで」「私にさわらないで」「しつこくせがむ」。
まるで昼ドラの悲劇のヒロインか、あるいはストーカー気質の人物のようなセリフが並んでいます。
なぜ、あの土臭くて実直そうなゴボウが、こんなにもナイーブで攻撃的な言葉を持つに至ったのでしょうか。
その答えは、私たちが普段食べている根っこではなく、地上に咲く「花」の構造にあります。
ゴボウはアザミの仲間であり、夏になると紫色のトゲトゲした花を咲かせます。この花の根元にある「総苞(そうほう)」と呼ばれる部分には、先端がフック状に曲がった鋭いトゲが無数に生えています。
このトゲ、実はマジックテープの原型とも言われるほど強力な粘着力(物理的な引っかかり)を持っています。動物の毛や人間の衣服に一度絡みつくと、簡単には取れません。子供の頃、野原で遊んでいて服にくっついた「ひっつき虫」に苦戦した経験はありませんか? あの正体の一つがゴボウの仲間です。
由来のダブルミーニング
- 「しつこくせがむ」: 一度くっつくと離れない粘着質な性質から。
- 「いじめないで」: トゲで全身を武装して、外敵から身を守ろうと必死になっている姿から。
つまり、ゴボウは「自分からくっついて離れないくせに、触ろうとすると拒絶する」という、極めて矛盾した態度を植物として体現しているのです。
この生態を知ると、「いじめないで」という花言葉が、単なる被害妄想ではなく、生存戦略としての必死な叫びであることに気づかされます。
…まあ、それでもやっぱり「くだらないなあ」と笑ってしまうのが正直なところですが。
思わずツッコミたくなる面白い花言葉
スイカやゴボウ以外にも、開発者の意図を問い詰めたくなるような「ツッコミ待ち」の花言葉は山ほどあります。
ここでは、植物の形状や特性が斜め上の解釈をされてしまった、不憫かつ面白い例をさらに深掘りしてみましょう。
クレオメ:「想像したほど悪くない」
この花言葉を聞いたとき、「なんて上から目線なんだ!」と思いませんでしたか?
まるで合コンの後の反省会で「今日の相手、もっとひどいかと思ったけど、想像したほど悪くなかったね」と評価しているような、何とも言えない失礼さが漂っています。
この言葉の由来は、クレオメの英名「Spider flower(クモの花)」にあります。長く伸びた雄しべがクモの足のように見えることから名付けられたのですが、多くの人は「クモ=不気味、怖い」という先入観を持ってしまいます。
しかし、実際に花を見てみると、蝶が舞うような優雅さもあり、意外と美しい。そこで生まれた感想が「(クモだと思って身構えていたけど)想像したほど悪くないじゃん」だったのです。
植物そのものの美しさを称えるのではなく、人間の勝手な偏見と、それが解消された瞬間の安堵感を花言葉にしてしまう。この「自分勝手さ」こそが、くだらない花言葉の真骨頂と言えるでしょう。
キンギョソウ:「推測ではやはりNO」
金魚のような愛らしい形の花を咲かせるキンギョソウですが、その花言葉は恋愛相談の脈ナシ回答のような「推測ではやはりNO」です。
西洋では、キンギョソウの花の形が「仮面」に見立てられています。仮面をつけているため、相手の本心や表情は読み取れません。
しかし、仮面が必要な状況や、そのミステリアスな雰囲気から推察するに、「おそらく良い返事ではないだろう」「拒絶されているに違いない」というネガティブなプロファイリングが行われた結果です。
「NO」と言い切るのではなく、「推測では」と保険をかけているあたりに、命名者の気弱さやリアリズムが感じられて面白いですよね。
パセリ:「お祭り気分」と「死の前兆」
最後にもう一つ、料理の添え物としておなじみのパセリを紹介しましょう。この植物は、「お祭り気分」という陽気な花言葉と、「死の前兆」という絶望的な花言葉を同時に持っています。
「お祭り気分」は、古代ギリシャの競技会で勝者にパセリの冠が贈られたことに由来します。
一方で「死の前兆」は、その競技会の主催者の息子が、パセリの茂みで寝ていたところ毒蛇に噛まれて死んでしまったという伝説、あるいはパセリが葬儀の飾りとして使われていた歴史に由来します。
「今日はお祭り気分だ!」と盛り上がっている裏で「死の前兆」が忍び寄っている。
このジェットコースターのような落差は、もはやブラックジョークの領域です。飲み会の席でパセリが残っていたら、ぜひこの話をして場を凍りつかせて……いえ、盛り上げてください。
面白い花言葉が生まれた由来とは

ここまで紹介してきた数々の「くだらない」花言葉たち。一体これらは、どのような経緯で生まれ、誰が決定したのでしょうか。
「花言葉協会」のような国際的な機関が会議室で真面目に決めている姿を想像するかもしれませんが、実はそうではありません。
花言葉の起源は、17世紀のオスマン帝国(現在のトルコ)で流行した「セラム」という風習にあると言われています。
これは、花や果物、糸などの小物に意味を持たせ、言葉を使わずに相手に想いを伝える恋の駆け引き(遊び)でした。
これが18世紀から19世紀にかけてヨーロッパに伝わり、特にヴィクトリア朝時代のイギリスで爆発的なブームを巻き起こします。
当時は感情を公然と口にすることが「はしたない」とされる厳格な社会だったため、花言葉(フロリオグラフィ)は秘密のコミュニケーションツールとして不可欠だったのです。
なぜ変な意味が生まれたのか?
このブームの過程で、多数の「花言葉辞典」が出版されました。編集者や作家たちは、ギリシャ神話や聖書のエピソードだけでなく、以下のような要素を自由に取り入れて意味を量産していきました。
- 農民の実感: スイカの「かさばる」、ヒョウタンの「手に負えない重さ」など。
- 植物の生態: 繁殖力が強すぎる、トゲがある、臭いがあるなど。
- こじつけとユーモア: 形が似ている、名前の語呂合わせなど。
つまり、「くだらない」と感じる花言葉の多くは、高貴な詩人たちが考えたものではなく、当時の庶民や園芸家たちが、日々の生活の中で感じた「リアルな感想」や「苦労」がそのまま言語化されたものなのです。
「この花、綺麗だけどトゲが痛くてムカつくなあ……よし、花言葉は『復讐』にしてやろう」
そんな人間臭い感情の積み重ねが、現代の私たちに笑いを提供してくれていると思うと、なんだか歴史のロマンを感じませんか? 感じないですか? まあ、それもまた一興です。
花言葉はくだらないけど怖い?

さて、ここまでは「くだらなくて笑える」花言葉を見てきましたが、ここからは少し空気が変わります。
「くだらないネタを探して検索したつもりが、いつの間にか背筋が凍るような怖い世界に迷い込んでしまった」……そんな経験はありませんか?
花言葉の世界には、ブラックジョークでは済まされない、ガチで「怖い」「ヤバい」意味を持つ植物たちが潜んでいます。知らずにプレゼントしてしまえば、人間関係が修復不可能なほど崩壊するリスクすらあるのです。
ここでは、そんな美しさに隠された戦慄のメッセージを、その恐ろしい由来とともに紹介していきます。読むときは、決して後ろを振り返らないでくださいね。
閲覧注意!実は怖い花言葉の世界

あなたは、花屋で「きれいだから」という理由だけで花を選んでいませんか?
その行為、実はロシアンルーレット並みに危険かもしれません。
特に注意していただきたいのが、特定の「色」が持つ意味の反転現象です。
最も有名なトラップが、「黄色い花」です。
ビタミンカラーで元気が出そうな黄色ですが、西洋の伝統的な花言葉(フロリオグラフィ)において、黄色はしばしば「不吉」「裏切り」「嫉妬」の象徴とされてきました。
【警告】贈り物にする際は要注意な黄色い花たち
- 黄色のカーネーション:母の日の定番ですが、黄色を選んだ瞬間に意味は「軽蔑」「侮辱」に変わります。「お母さん、いつも軽蔑しています」なんて贈ったら、勘当されても文句は言えません。
- 黄色のバラ:父の日のイメージカラーとして定着しつつありますが、本来の意味は「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「不貞」です。パートナーに贈れば、「別れたいのか?」と疑われること必至です。
- マリーゴールド:あいみょんの歌で有名なこの花も、「絶望」「悲嘆」という意味を持っています。もちろん「健康」という良い意味もありますが、リスクが高いことに変わりはありません。
なぜ黄色がここまで嫌われているのか。その理由は宗教的な背景にあります。
キリスト教文化圏において、イエス・キリストを裏切った弟子「ユダ」が着ていた衣の色が黄色だったとされることから、黄色は「裏切り者」の色として定着してしまったのです。
実際、春に美しいピンクの花を咲かせる「ハナズオウ」という木がありますが、西洋には「セイヨウハナズオウ」という近縁種があり、これは「ユダが首を吊った木(Judas tree)」と呼ばれています。
その花言葉はもちろん、「裏切り」「不審」。
植物自体に罪はないのに、歴史的な背景だけでここまでネガティブなレッテルを貼られてしまうなんて、ある意味で人間社会の縮図を見るようで怖くなりませんか?
呪いが込められた怖い花言葉の真実
黄色い花はまだ「象徴」レベルの話ですが、ここから紹介するのは、より直接的な「怨念」や「殺意」が込められた花言葉です。これらは「くだらない」と笑い飛ばすには少々重すぎるエピソードを持っています。
クロユリ:「呪い」「復讐」
高山植物として知られるクロユリ(黒百合)。黒紫色の独特な花は、エキゾチックで魅力的ですが、その花言葉は直球で「呪い」「復讐」です。
この由来は、戦国時代の武将・佐々成政(さっさ なりまさ)にまつわる伝説にあります。
成政には「早百合(さゆり)」という美しい側室がいましたが、彼女は不義密通(不倫)の濡れ衣を着せられ、無実を訴えながら殺害されてしまいます。死の間際、彼女はこう叫んだと言われています。
「立山にクロユリが咲いた時、佐々家は滅亡するであろう」
その後、実際に佐々家が没落したことから、クロユリは怨念の花として恐れられるようになりました。アイヌの伝説では「好きな人の近くに置き、相手が手に取れば結ばれる」というロマンチックな話もあるのですが、現代では「呪い」のインパクトが強すぎて、贈り物としてはタブー中のタブーとなっています。
スノードロップ:「あなたの死を望みます」
早春に雪を割って咲く、白く可憐なスノードロップ。「希望」や「慰め」という優しい花言葉を持つ一方で、イギリスの農村部では「あなたの死を望みます」という、震え上がるような意味が囁かれています。
由来の一つとされるのが「ケルマの伝説」です。死んでしまった恋人の傷口にスノードロップを置いたところ、恋人の体が雪の雫(スノードロップ)に変わってしまったという悲しい物語。また、古い言い伝えで「家にスノードロップを持ち込むと不幸(死者)が出る」と信じられていたことも関係しています。
もし、誰かからスノードロップを贈られたら……相手が単に「希望」という意味で贈ってくれたのか、それとも「もう一つの意味」を知った上で渡してきたのか。その真意を探る恐怖は、どんなホラー映画よりもスリリングかもしれません。
野菜の花言葉は意外な意味ばかり

さて、怖い話で涼しくなったところで、再び「へぇ〜!」と楽しめる話題に戻りましょう。ターゲットは、私たちの食卓を支える「野菜」です。
「花言葉 くだらない」と検索する人にとって、野菜の花言葉は宝の山です。普段何気なく食べている野菜に、実はとんでもなく壮大な、あるいは意外なメッセージが込められていることをご存知ですか?
ここでは、飲み会や雑談で「これ知ってる?」と披露すれば絶対に盛り上がる、野菜たちの意外な一面を紹介します。
ジャガイモ:「慈愛」「恩恵」
「イモっぽい」「イモ兄ちゃん」など、ダサさの代名詞に使われるジャガイモですが、花言葉の世界では「慈愛」「恩恵」「情け深い」という、まるで聖母マリアのような高潔な地位にあります。
このギャップの理由は、ジャガイモの歴史的功績にあります。痩せた土地や寒冷地でも育つジャガイモは、歴史上、何度もヨーロッパを飢饉から救い、多くの人々の命を繋いできました。まさに人類にとっての「救世主」であり、その恵みに対する感謝がそのまま花言葉になっているのです。
これを知ると、ポテトフライを食べる時も少し背筋が伸びるような気が……しませんか?(私はしませんが、感謝はしています。)
(出典:JAグループ「春の旬野菜ジャガイモ」)
ブロッコリー:「小さな幸せ」
筋トレ民の味方、ブロッコリー。その花言葉は「小さな幸せ」です。
私たちが食べている緑色の房(花蕾)をよく見てください。あれは数万個もの「花の蕾」の集合体なんです。その一つひとつがこれから花開く「幸せの種」であるという解釈から、この可愛らしい言葉が生まれました。
最近の結婚式では、新郎がブロッコリーを投げる「ブロッコリートス」が行われることがありますが、これには「子孫繁栄」や「健康」、そしてこの「小さな幸せを受け取ってほしい」という願いが込められているんですよ。
その他の野菜たち
| 野菜 | 花言葉 | 解説・ネタ度 |
|---|---|---|
| ダイコン | 潔白・適応力 | 根が白いから「潔白」。どんな料理にも合うから「適応力」。サラリーマンの鏡のような野菜。 |
| ネギ | 笑顔・微笑み | 「ネギ=和風」なイメージですが、西洋でも愛されており、食卓に彩り(笑顔)を添えることから。 |
| ナス | 真実 | 親の小言でおなじみ「親の意見とナスビの花は千に一つも無駄がない(全て実になる)」ということわざから。 |
ギャップがすごい面白い花言葉
最後に紹介するのは、植物の見た目やイメージと、花言葉の意味があまりにもかけ離れている「ギャップ萌え(?)」なケースです。「なんでそうなった!」とツッコミを入れつつ、その不条理さを楽しんでください。
ピーマン:「海の恵み」
畑で育つのに「海の恵み」。この矛盾は、テストに出たら間違いなく×を食らうレベルです。
なぜピーマンが海なのか。有力な説は二つあります。一つは、完熟した赤ピーマンの色や形が「赤サンゴ」に似ているから。もう一つは、フランス語でピーマンを「corail de jardin(庭のサンゴ)」と呼ぶことがあるからです。
いずれにせよ、青果売り場に並ぶ緑色のピーマンを見て「ああ、母なる海よ……」と思いを馳せる人はまずいないでしょう。この唐突さが、くだらない花言葉愛好家にとってはたまりません。
トウモロコシ:「財宝」と「仲たがい」
トウモロコシは、その黄金色の粒がぎっしり詰まった様子から「財宝」「富」という縁起の良い花言葉を持っています。
しかしその一方で、「仲たがい」という意味も併せ持っています。これは、トウモロコシの雄花(茎の先端)と雌花(実になるヒゲの部分)が離れた場所に咲くため、「お互いによそよそしい」と見なされたことに由来します。
「金はあるけど家庭内別居」のような、複雑な家庭事情を感じさせるトウモロコシ。バーベキューで焼くときは、ぜひ「仲たがい」しないように皆で仲良く食べてくださいね。
まとめ:花言葉の自由さ
こうして見ると、花言葉というのは植物の特徴の「どこを切り取るか」によって、意味が180度変わってしまうことが分かります。
ある人は「実の豊かさ」を見て財宝と呼び、ある人は「花の距離」を見て不仲と呼ぶ。この「解釈の自由さ」こそが、花言葉が時代を超えて愛され(そしてネタにされ)続ける理由なのかもしれません。
花言葉がくだらないと検索する人へ:まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
「花言葉 くだらない」と検索したあなたは、きっと最初は「暇つぶしに笑えるネタでもないかな」くらいの軽い気持ちだったのではないでしょうか。
でも、スイカの「かさばる」という農家の悲鳴や、ゴボウの「いじめないで」というトゲの弁明、そしてクロユリの怨念やジャガイモの慈愛……。
これらの「くだらない」言葉の裏側には、私たち人間が古来より植物とどう向き合い、どう生活を共にしてきたかという、濃厚なドラマが隠されていました。
きれいなだけの花言葉は、図鑑の中に閉じ込めておけばいいのです。
明日、友人や家族、あるいは職場の同僚と話すとき、ぜひこう切り出してみてください。
「ねえ、ピーマンの花言葉って『海の恵み』なんだって。意味わかんなくない?」
その一言から始まる会話は、きっと「永遠の愛」を語るよりもずっと楽しく、そしてあなたの日常を少しだけ豊かにしてくれるはずです。
花言葉は、高尚な詩人のためだけのものではありません。私たちが笑って、ツッコミを入れて、楽しむためのエンターテインメントなのですから。
